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どうも、みくろです。
よくネット上で「スーパーの総菜アルバイトは楽」と聞きますが、意外とそんなことはありません。
はっきり言ってしまうと、むしろ辛いです。
当記事では「スーパーの惣菜アルバイトの仕事内容ときついポイント」を紹介していきますので、惣菜バイトを検討している方はぜひご覧ください。
僕が実際に働いたことのある部門なので、他の記事では紹介していない内容があるかもしれません。
さっそく、紹介していきますね。
惣菜バイトの仕事内容とは?
まずは、惣菜バイトの仕事内容から紹介します。
下記の順で紹介していきますね。
・惣菜のパック詰め
・品出し
・値引きシールを貼る
・惣菜を揚げる
・作業場の床を清掃
・惣菜の乗っていた網と容器を洗う
・排水桝に溜まったヘドロを掃除
・フライヤーの掃除
・フライヤーの油を補充&交換
惣菜のパック詰め
惣菜を作ってパック詰めする作業です。
惣菜バイトの基本業務の1つであり、単純作業ですので特に難しいことはありません。
専用の機械を使って惣菜を2つ、3つに分けてパック詰めしていきます。
また多くのスーパーでは、手巻き寿司や寿司も惣菜として扱うため、こちらのパック詰め作業も行う場合もあります。
僕の働いていた店舗は手巻き寿司もパックしていましたね。
それ以外にも、売り場でむき出しの状態で置かれている惣菜を回収して、パック詰めする場合もありますよ。
品出し
パック詰めした惣菜や揚げたての総菜を売り場に出す作業です。
出す場所は決まっていますので、こちらも簡単な業務ですね。
品出しをする際は、専用のカートに乗せて売り場に持っていきます。
スーパーの店員が売り場に出てくる理由の8割はこれですよ。
値引きシールを貼る
夜になると人足が減りますので、商品が売れやすくなるように値引きシールを貼ります。
揚げた時間が古いものから順に値下げシールを貼っていくのが基本ですね。
この作業をする際に必ず「この商品は値引きされますか?」と声をかけてくる客がいますので、かなり時間が削られる作業です。
惣菜を揚げる
冷凍された惣菜をフライヤーで揚げます。
きつね色になったら、先ほど紹介したパック詰め作業をします。
フライヤーはタイマーをセットできるので、揚げている時間は売り場で値引き等の作業をしていくのが基本的な流れになります。
作業場の床を清掃
作業場の床に洗剤を撒き、水を流す作業です。
作業場の広さによっては、かなり時間が掛かる作業かもしれません。
簡単な作業なのですが、水や洗剤が飛び散って商品をダメにしないよう注意する必要があります。
惣菜の乗っていた網と容器を洗う
売り場にむき出しの状態で置かれている惣菜がありますよね?
アレに使われている容器と網を洗います。
揚げ物を置いていただけあって、なかなか油が落ちません。
早く洗わないと、値引きや品出し等の作業の遅れにつながりますので、できるだけ迅速に終わらせる必要があります。
排水桝に溜まったヘドロを掃除
これが惣菜の業務の中で一番キツイ。
作業場には必ず排水桝があり、店舗によってはここの掃除を任されます。
惣菜部門はフライヤーで油を扱うため、排水桝に油の混じったヘドロが貯まりますので、これを取り除かなければなりません。
何がキツイって臭いですよ、臭い。
鼻が曲がりそうになります。
フライヤーの掃除
惣菜を揚げるのに使用するフライヤーの掃除です。
フライヤーには取り外しできる部分がありますので、そこを洗っていきます。
細かい説明をすると長くなってしまうので省きますが、そこそこ時間のかかる作業ですね。
フライヤーの中は油が溜まっている状態ですので、火傷しないように注意しなければなりません。
フライヤーの油を補充&交換
惣菜を揚げた後はフライヤーに溜まっている油が減っていたり、古くなっている場合があるため、補充と交換が必要になります。
補充する場合は油を足せばいいので楽なのですが、交換する場合がとても面倒。
油を交換する場合は、古くなった油を全てフライヤーから抜かなければいけませんので、非常に時間が掛かるうえ、廃油をゴミ置き場付近まで運ぶ必要があるからです。
男性ならともかく、女性はかなりキツイと思いますよ。
閉店後の仕事内容
次は閉店後の仕事内容を紹介していきます。
下記の順で紹介していきますね。
・売り場の簡単な掃除&フライパックと輪ゴムの補充
・売れ残った総菜の廃棄
・惣菜作業場の戸締り
売り場の簡単な掃除&フライパックと輪ゴムの補充
売り場をアルコール消毒しながら拭いていき、売り場に置いてあるフライパックと輪ゴムも補充します。
単純な作業ですので楽ですよ。
売れ残った総菜の廃棄
売れ残った商品を回収して廃棄する作業。
その際に、どんな商品がどのくらい売れ残ったのかを紙にメモして事務所に提出します。
廃棄自体は商品を袋に詰め込むだけで楽なのですが、メモを書くのは凄くめんどくさいですね。
僕の働いていた店舗はアナログだったため、大手スーパーならやらない可能性の方が高いです。
惣菜作業場の戸締り
最後に行うのが作業場の戸締りです。
戸締りを行う際に下記のことに注意しなければなりません。
・フライヤーの電源は切れているか
・冷蔵庫や冷凍庫の扉は閉まっているか
・清掃漏れはないか
特に冷蔵庫と冷凍庫の扉には注意が必要。
これらの扉がしっかり閉まっていないと、中の温度が下がってしまい、セキュリティ会社から店長へ連絡が行くからです。
お店の人に迷惑が掛かりますので、注意しましょう。
惣菜バイトの辛いところ
油臭くなる
当たり前ですが、油を使用する頻度が高いので油臭くなります。
洗えば消える程度なので、そこまで気にする必要はありません。
暑い
冬はいいのかもしれませんが、夏の作業場はめっちゃ暑いですよ。
フライヤーから熱気が飛んできますので、長い時間フライヤーの前にいたら汗ダラダラです。
フライヤーで火傷する可能性がある
少し油が飛び散った程度では火傷することはありませんが、周辺の器具には注意が必要です。
フライヤーによって熱くなっていますので、周辺の器具を扱う際は注意するようにしましょう。
手際の良さが要求される
ダラダラ作業していると、値引きしている間に揚げ物が出来上がっていたり、パック詰めした商品を出す時間に間に合わなかったりして作業が追い付かなくなります。
どのタイミングでどの作業を思わせるか、手際の良さが要求される仕事だと個人的に感じました。
値引きシールを盗む人がいる
スーパーの値引きシールは、肩に下げている機械から発行して貼る場合とすでに発行されているシールを貼る場合に分けられます。
前者の場合、機械から発行されてすぐ商品に値引きシールを貼り付けますので盗まれる心配はありません。
しかし、後者は別です。
値引き作業は売り場に商品を出すついでに行われますので、シールから目が離れやすく、その隙に盗む人がいるんです。
ヤマザキ春のパン祭りのシールを盗む人と同じような輩でしょうね。
惣菜バイトの嬉しいところ
新商品を味見できる
たまに新商品の味見をさせてくれることがあります。
作業場での作り立てなので、めっちゃ美味しいですよ。
意見を聞かれることがありますが、正直に答えましょう。
客が置いていった惣菜を食べられる
スーパーではよく買い物した後に、惣菜等のパックを袋に詰め忘れて置いていく客がいます。
この場合、閉店までに持ち主が現れないと廃棄になってしまいますので、従業員が代わりに持ち帰っていい決まりになっていました。
他の店ではどうなっているかは分かりませんが、もしかしたら持って帰れるかもしれませんね。
結論:惣菜バイトはそこまで楽ではない
店舗によって忙しさは変わると思いますが、「スーパーの惣菜バイトはそこまで楽ではない」というのが僕の結論です。
「惣菜のバイトは楽だから働きやすい」という情報を見て僕はバイトに応募しましたが、想像よりも大変でしたね。
当記事が惣菜バイトに応募しようと考えている方の参考になれば嬉しいです。
また、僕は鮮魚部門でバイトしたこともあり、以下で体験談をつづっているので気になる方はぜひ!