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スーパーにある鮮魚部門のアルバイトですが、仕事内容やきついポイントって気になりますよね。
「鮮魚アルバイトは楽だよ〜」
「鮮魚アルバイトはきつい。やめた方がいいよ」
ネット上では、上記のように意見がバラバラだったりします。
実際のところどうなのか気になる人は多いのではないでしょうか?
当記事では、鮮魚部門で働いたことのある僕が「鮮魚アルバイトの仕事内容ときついポイント」を紹介します。
鮮魚アルバイトを検討している人は、ぜひご覧ください。
鮮魚アルバイトの仕事内容とは?
鮮魚アルバイトの仕事内容は時間帯によって変わりますが、細かく分けると下記の8つです。
・品出し
・パック詰め
・作業場の清掃
・排水桝の清掃
・腸樽の廃棄
・冷蔵庫・冷凍庫の清掃
・売れ残った商品の廃棄
・容器の補充
順に紹介していきます。
品出し
魚の切り身やさつま揚げなどの練り物を売り場に出す作業です。
簡単に言えば、売り場に商品を並べていく作業のことですね。
作業自体は非常に簡単で、鮮魚アルバイトの中でも楽な業務になります。
パック詰め
魚をパック詰めする作業です。
ここの内容はスーパーによって大きく異なり、下記の2つのケースに分けられます。
・自分で魚を捌いてパック詰め
・既に捌かれている魚をパック詰め
後者は楽ですが、前者の場合は 慣れるまでコツが必要です。
当然、包丁を扱うため注意を払わないと怪我してしまう恐れもあります。
鮮魚の包丁は家庭用のものとは異なり、長細くて凄まじく鋭利なので、もし魚を捌くことになったら注意しましょう。
作業場の清掃
夕方からシフトに入る場合は、必ず作業場の清掃も任されます。
恐らく、鮮魚アルバイトで1番きつい業務だと言えるでしょう。
理由はとてもシンプルで、とにかく汚くて臭いからです。
魚の腸(はらわた)の臭いや血の臭いなどが混ざっていて、鼻が曲がるような不快な臭いがします。
まあ、働いていくうちに慣れますけどね…
慣れって怖いです。
排水桝の清掃
スーパーの各部門の作業場には排水桝があります。
排水桝とは、固形の物質が排水管に紛れ込まないようにするための設備ですが、ここの掃除を任されることがあります。
察しの良い人は気付くと思いますが、排水桝は排水管の合流する部分に作られるため、かなり汚いんですよね。
スーパーは食品を扱うためある程度の衛生状況は保たれてはいますが、かなり汚いので掃除するときは覚悟が必要です。
ここを掃除しないで放置してしまうとハエが湧いてしまいますので、掃除をサボるのはNGですよ。
腸樽の廃棄
鮮魚の作業場には、腸樽という文字通り魚の腸を溜めておく樽が用意されています。
この腸樽は毎週決まった曜日に業者が回収しに来るため、事前に廃棄場所まで持っていくという業務を行います。
これはアルバイトに任されることもあれば、社員の方が行う場合もあるのでスーパーによって異なりますね。
こればかりは運としか言えません。
ちなみに、腸樽は50kg〜60kgくらいあるのでキャスターの付いた荷台に乗せてから運びます。
クッソ重いですよ。
冷蔵庫・冷凍庫の清掃
鮮魚部門の作業場には、魚を保存しておくための冷蔵庫・冷凍庫があります。
毎日ではありませんが、定期的にここの清掃を頼まれることがあります。
特にきつい作業ではありません。
ただ、冷凍庫はこれでもかというほど寒いので、専用の作業着で掃除を行います。
売れ残った商品の廃棄
前日に売れ残ってしまった商品を廃棄していく作業です。
これも楽な分類に入る詐欺ですね。
頭空っぽでもできます。
容器の補充
鮮魚コーナーを見たことがあるなら、魚が白いトレーに入っているのを見たことがありますよね?
あの容器を補充する作業です。
特に難しい作業ではありませんが、補充する場所が高いところにあるスーパーがあるため、脚立を利用しながら補充していきます。
鮮魚アルバイトのきついポイント
鮮魚アルバイトのきついポイントは、以下の3つです。
・冬は寒い
・作業場が生臭い
・女性が少ない
順に紹介します。
冬は寒い
作業場は魚の鮮度を保てるように温度を低めに設定されているため、冬は寒く感じます。
また先ほど紹介したとおり、鮮魚バイトの業務には冷蔵庫・冷凍庫の清掃もありますので、なおさら寒く感るでしょう。
夏は快適かもしれませんが、冬は少し働きにくい環境かなと思いますね。
作業場が生臭い
作業場では生魚を扱いますので、かなり生臭いです。
アルバイトをしていくうちに慣れはしますが、最初は気になるでしょう。
臭いに敏感な人は鮮魚アルバイトに向いていないかもしれませんね。
女性が少ない
鮮魚部門は驚くほど女性が少ないです。
いたとしてもパートのおばちゃんくらいですね。
男性が異性との出会いを求めるバイトとしては、全くオススメできません。
鮮魚アルバイトの嬉しいポイント
鮮魚アルバイトの嬉しいポイントは、下記の3つです。
・夏は涼しい
・接客が少ない
・廃棄になる商品を食べられる
順に紹介します。
夏は涼しい
先ほど紹介したとおり、作業場は温度が低めに設定されているので夏は涼しいです。
暑がりの人にとってはありがたい職場だと思います。
接客が少ない
鮮魚アルバイトはほとんどの時間を作業場で過ごすため、接客は少なめです。
変な客に絡まれたりすることはありませんし、特別な接客スキルも必要ありません。
品出しの頻度もそこまで高くないため売場に出ることはほとんどなく、本当に必要最低限の接客用語が分かれば何とかなります。
それこそコミュ障でもOKです。
廃棄になる商品を食べられる
これはスーパーによりますが、廃棄になる商品を食べられることがあります。
とは言っても、ちくわやさつま揚げなどの練り物が中心になるとは思いますが、、、
稀に新商品の試食を任されることがあったりするため、意外と食べ物にありつけることは多めですね。
鮮魚アルバイトに向いている人とは?
ここからは、僕の経験を基に「鮮魚アルバイトに向いている人」を紹介します。
鮮魚アルバイトに向いている人は、以下のとおり。
・魚の臭いが大丈夫な人
・コミュニケーションを取るのが苦手な人
・単純コツコツとこなせる人
順に紹介します。
魚の臭いが大丈夫な人
作業場は魚の臭いがきついので、ある程度は我慢できる人か臭いに鈍感な人にオススメです。
逆に臭いに鈍感な人は、かなり厳しいかもしれません。
逆に臭いは慣れますが、きついものはきついです。
コミュニケーションを取るのが苦手な人
鮮魚アルバイトは接客が少ないので、コミュニケーションを取るのが苦手な人でもOKです。
実際、僕はあまり接客が得意なタイプではないのですが、働きやすいと感じました。
単純コツコツとこなせる人
鮮魚アルバイトは単純作業が多いので、コツコツと作業をこなせる人にオススメです。
逆に飽き性な人にはオススメできませんね。
結論:生臭さが気にならなければ良いバイト先かも
当記事では、鮮魚アルバイトの仕事内容ときついポイントを紹介しました。
僕の結論を言うと、鮮魚アルバイトは生臭さが気にならなければ良いバイト先だと思います。
後は働くスーパーと人間関係次第となります。
「俺向きのアルバイトかも!」と感じたら、せび近所のスーパーなどに応募してみて下さい。
ちなみに、惣菜部門のアルバイトの体験談は下記で紹介しています。
興味があればご覧ください。