【配布は嘘】Twitterの現金プレゼントの目的・仕組みを紹介

【配布は嘘】Twitterの現金プレゼントの目的・仕組みを紹介

この記事には広告を含む場合があります。

どうも、みくろです。

近年、Twitterで行われている現金プレゼント企画。

「怪しいけど本当に貰えるのかな?」と、気になった方は多いですよね。

しかも、相手の目的が分かりませんし、なんだか怪しく感じるはずです。

当記事では、Twitterの現金プレゼントの目的・仕組みを紹介していきますので、「現金プレゼントの真相を知りたい!」という方はぜひご覧下さい。



Twitterの現金プレゼントは本当?

結論から言うと、ごく一部を除いて「嘘」です。

理由はシンプルで、数百万もの大金を用意することができるはずありませんし、用意できたとしてもプレゼントするメリットがないからです。

あなたは、第三者のために理由もなく、数百万もの大金をプレゼントしますか?

間違いなく「No」と答えますよね。

人間は皆さんが思っているよりも、打算的に生きています。

よって、Twitterでプレゼント企画をしている人の9割は、現金を配る気のない悪質ユーザーです。

札束画像・動画は証拠にならない!仕組みを解説

札束画像・動画は証拠にならない!仕組みを解説

Twitterの現金プレゼント企画を見て「札束の証拠画像を公開しているし、本当なのでは?」と思った方はいませんか?

実際、Twitterで行われているプレゼント企画のツイートには、札束画像や札束をパラパラする動画が添付されています。

「ああ、この人は本物だ!」と信じてしまいそうになりますが、実はこれって証拠にならないんです。

主な理由は、以下のとおり。

・レプリカで誤魔化している
・動画を購入している

順に紹介していきます。

レプリカで誤魔化している

証拠として公開している札束は、ほぼ間違いなく市販されているレプリカです。

実際、Amazonでは1万円札のダミー商品が販売されています。

上記の商品を利用すれば、ダミーの札束の完成。あとはTwitterのアカウント名を書いて、ツイートしていくわけです。

とはいえ、実際に札束をめくって「これ本物でっせ!」とアピールしているアカウントもありますよね?

このような場合は、札束のレンタルサービスを利用してる可能性があります。

このサービスは本来、映画撮影に利用されるのですが、レンタルは誰にでもできてしまうため詐欺師も利用しています。

証拠を公開しているからといって、信用できるとは限りません。

動画が購入している

証拠を動画で公開している場合、そもそも動画そのものを業者から購入している可能性があります。

もっと簡単に言うと、本物の現金を集めることができない人のために「札束を用意している業者」がいて、悪質ユーザーがこの業者から動画を購入しているということですね。

繰り返しになりますが、札束を証拠として後悔していても、信じてはいけませんよ。



「抽選で当たった!」という報告があるのはなんで?

Twitterを見てみると、まれに「本当に〇〇万円当たったww」みたいな当選ツイートを目にしますが、結論から言うとアレも嘘です。

しかし、なぜこのようなツイートが存在するのか気になる方は多いですよね?

結論から言うと、あれはプレゼント企画をしている人のサブアカウントで、あたかも本当に現金が当たるかのように自作自演しているわけです。

もしくは本当に当選しているかですが、言うまでもなく自作自演のアカウントばかりですので信用しては行けません。

スポンサーリンク




現金プレゼントの目的とは?

現金プレゼントの目的とは?

先ほど紹介したとおり、Twitterの現金プレゼント企画は嘘です。

では、なぜ嘘のプレゼント企画をするのか?

Twitterで現金プレゼント企画をする人の目的は、以下のどれかに当てはまります。

・善意【安全だけど、ほぼいない】
・影響力の向上【安全】
・アカウントを売る【悪質】
・情報商材の販売【悪質】
・アフィリエイトをする【場合による】

順に紹介していきます。

善意

ほぼいませんが、善意で現金をプレゼントしている場合があります。

例えば、前澤社長のお年玉(100万円プレゼント)などが該当しますね。

とはいえ、前澤社長も「100万円はより幸せな人生のきっかけになるか」の実験を兼ねていますので、100%善意での配布はありえないでしょう。

影響力の向上

現金プレゼント企画をすれば、自然とフォロワーが増えて影響力が向上します。

「それっていい事あるの?」と思ったかもしれませんが、影響力が向上するということは発言力も高まるということですので、ビジネスをやっている身としては大きなメリットになります。

とはいえ、圧倒的な資金が必要であるため影響力を上げるためだけに現金プレゼントをする人は、めっちゃ少ないですね。

アカウントを売る

Twitterで行われている現金プレゼント企画は、アカウント販売を目的としている場合があります。

理由はシンプルで、フォロワーの多いアカウントは高値で売れるからです。

実際、下記のようにRMTサイトで「Twitterアカウント」と検索してみると、アカウントが高値で取引されているのが分かりますよ。

現金プレゼント企画は、基本的に「フォロー&リツイート」を応募方法としていますので、圧倒的にフォロワーが集まりやすい。

つまりプレゼント企画でフォロワーを集め、現金を配布せずにアカウント名を変えてオークションに流すという手法を取っているんです。

かなりせこいですよね。

情報商材の販売

フォロワーを集め、悪質な情報商材を売りつけることを目的としている場合もあります。

商材を売ったあとはアカウントを消して逃げてしまうため、泣き寝入りしてしまう可能性の高い悪質な方法ですね。

こんなことを言うと「情報商材=悪」みたいな印象がついてしまうかもしれませんが、これは間違い。

あくまで、品質の低い商材を売るのが悪なのであって、情報商材そのものは良いものですよ。

アフィリエイトをする

また、アフィリエイトをすることを目的に現金プレゼント企画をする人もいます。

アフィリエイトとは?
いわゆる紹介屋さんのようなもの。相手に紹介した商品が売れた場合、紹介料として報酬が支払われる仕組みになっています。

Twitter上では「ここに登録すると当選確率がアップしますよ!」というダイレクトメッセージを送り、登録まで誘導するパターンが多いようです。

言うまでもなく、この手法は悪質なので絶対に登録しないようにしましょう。

まとめ:悪質ユーザーが騙すまでの手口

当記事のまとめとして、悪質ユーザーが相手を騙すまでの流れを紹介していきます。

STEP.1
Twitterで「現金プレゼント企画」をツイート

Twitterアカウントを作成し、現金プレゼント企画をツイート。

応募方法は、下記のような条件をつけます。

・アカウントをフォロー
・リツイート

STEP.2
フォロワーが集まったら嘘の当選発表

ある程度フォロワーが集まったら「当選した方にDMを送りました!」と、嘘の当選発表。

当然、応募した人に現金が配布されることはありません。

STEP.3
Twitterのユーザー名を変更してアカウントを販売

オークションサイトで、Twitterアカウントを販売。

売りに出す際は、Twitterのユーザー名を変更する。

結論:現金プレゼントは嘘まみれ!

結論として、Twitterにはびこる現金プレゼント企画は嘘まみれです。

無闇に応募すると、痛い目を見るかもしれませんよ?

応募するか迷った際は、下記の2つを意識することをオススメします。

・有名人が主催しているか?
・有名企業が主催しているか?

上記の2つの場合、本物のプレゼント企画である可能性があります。

なぜならプレゼント企画が嘘だと発覚した場合、自身の信用の低下に繋がるからです。

現金プレゼント企画に応募する際は、「誰が主催しているのか」を意識しましょう。