インターネットに接続するために必要なWiFiルーターですが、無線LANだと届かないことがありますよね?
特に端にある部屋だったり、2階の部屋だったりするとまったく届かないことがあったりします。
当記事では、部屋にWiFiが届かないときの原因・対処法について紹介していきます。
・なぜWiFiが届かないのか?
・どうすれば2階(端にある部屋)まで届くようになるのか?
・WiFiルーターはどこに設置するべきなのか?
上記について詳しく紹介していきますので、WiFiが届かなくて悩んでいる方はぜひご覧ください。
目次
部屋にWiFiが届かない原因は?
部屋にWiFiが届かない原因は、主に4つあります。
・障害物が多い
・床に直置きしている
・WiFiに接続している端末が多い
・電波の弱い機種を使っている
順に紹介していきますね。
障害物が多い
WiFiルーターと部屋の間に障害物が多いと、電波を阻害する原因になります。
例えば、大きな家具家電を設置していたりトビラがあったりする場合がそれに該当しますね。
思い当たる節があるなら、家具をの位置を変えてみたりトビラを開けた状態にしてみてください。
これだけでも以外と接続状況は変わりますよ。
また、家が鉄筋コンクリートで作られていて、なおかつ曲がり角が多い場合も注意です。
鉄筋コンクリートは電波が通りにくいという性質があるため、部屋にたどり着くまでに曲がり角が多いと電波強度が落ちてしまいます。
床に直置きしている
WiFiルータを直置きしている場合は、設置場所の見直しが必要です。
というのも、WiFiルータは高低差に弱いため直置きしていると電波が届かなくなる可能性が高くなるからです。
適切な高さは床から1m~2mくらい離れた位置ですので、できる限り床には置かないようにしましょう。
WiFiに接続している端末が多い
WiFiに接続している端末が多いと、回線が混雑してしまい繋がりにくくなります。
そもそも、各メーカーが販売しているWiFiルーターには同時接続できる端末数が設定されていますので、これを超えてしまわないように注意しなければなりません。
具体的な解決案としては、以下の2つがあります。
・同時接続する端末を減らす
・新しいルーターを購入する
理想は「同時接続する端末を減らす」ですが、同居している家族がいて接続端末を減らせない場合は、新しいルーターを購入するのがベストですね。
まずは、同時接続する端末を減らすことから始めてみてください。
電波の弱い機種を使っている
電波強度はWiFiルーターによって変わります。
そのため、あなたの使用しているルーターが電波の弱い機種である場合が原因で、部屋に届いていないということも十分に考えられます。
電波強度はメーカーや製品価格によって異なるため一概には言えませんが、エレコムによると良くて50m~100mのようですね。
Wi-Fi(無線LAN)の電波は、障害物のない屋外の場合、条件が良ければ直線距離で50~100mほど飛ぶといわれています。
先ほど紹介したとおり家の構造によって届く範囲は変わってきますので、あくまで目安として考えてください。
部屋にWiFiが届かない場合の対処法とは?これで2階にも届く!
部屋にWiFiが届かない場合の対処法は、以下の3つです。
・WiFiルータの設置場所を変える
・高性能なWiFiルーターに買い換える
・中継器を設置する
順に紹介していきます。
WiFiルータの設置場所を変える
WiFiルーターを直置きしている、もしくは家の端に置いてある場合は家の中心に設置しましょう。
家の中心に設置することで各部屋に電波が飛びやすくなり、接続状況が改善される可能性があります。
先ほど紹介しましたが、WiFiルーターは床から1m~2m離れた高さがベストですね。
適切な場所が見つからない場合は、他の家具を移動させて高さを調節していくのが良いでしょう。
僕の実家ではカラーボックスの上に置いていました。
ちなみに、WiFiルーターを絶対に設置してはいけない場所も存在します。
それは電子レンジ付近です。
電子レンジを使用すると、WiFiルーターからの電波が阻害されてしまい部屋まで届かなくなってしまうため注意してください。
高性能なWiFiルーターに買い換える
古いWiFiルーターは、電波強度が低い傾向にあります。
もし古いWiFiルーターを使用しているなら、この機会に高性能なものに買い換えるのも1つ手でしょう。
おすすめは予算によって変わりますが、コスパの良さを求めるなら「NEC Aterm WG1200HP3」。
もしある程度の予算があるのであれば「バッファロー AirStation WSR-5400AX6」が一番ですね。
特に「WSR-5400AX6」は非常に電波強度が強く、3階建てまでなら電波が届きます。
最終的な判断は皆さん次第ですので、財布と相談してみてください。
中継器を設置する
・WiFiルーターの位置を変えるの面倒!
・WiFiルーターを買い換えるとクソ高い!
このような方は、中継器を買ってしまうのが手っ取り早いのでオススメです。
「そもそも中継器とは何ぞや」という人のために解説しておくと、中継器はWiFiルーターの電波を強化してくれる機器のことです。
要するにWiFiの電波が届く範囲を拡張することができるということですね。
コンセントがあればどこにでも設置することができ、WiFiルーターのような複雑な設定も必要ありません。
下記は実際の中継器です。
これは僕の実家に付けている中継器ですが、付ける以前とは比較にならないほど電波が強くなりました。
この中継器は2000円以下で購入できますのでWiFiルーターほどの費用はかかりませんし、必要に応じて設置場所を変えることもできます。
個人的にはルーターを買うくらいなら、中継器を購入した方がコストパフォーマンス良いと思いますね。
中継器のオススメな設置場所
中継器を購入する方に向けて、中継器のオススメな設置場所を紹介します。
結論から言うと、WiFiルーターと電波が届かない部屋の中間地点に設置しましょう。
中継器はWiFiルーターからの電波を受け取り、そこから電波の届く範囲を拡張していく機器です。
そのため、WiFiルーターに近すぎても遠すぎてもダメです。
WiFiルーターを設置してはいけない場所とは?
WiFiルーターを設置してはいけない場所は、以下の4つです。
・水場の近く
・部屋の隅
・窓の近く
・電子機器の横
順に紹介していきます。
水場の近く
水場の近くに設置してしまうと、WiFiルーターからの電波が水に吸収されてしまい接続しにくくなってしまいます。
例えば、洗濯機や洗面台などに設置するのはNGということになりますね。
部屋の隅
部屋の隅に設置するのもNGです。
なぜなら、WiFiの電波は四方八方に広がっていくという性質があり、効率良く電波が飛ばないからです。
先ほど紹介したとおり、WiFiルーターを設置する場合は家の中心がベストです。
窓の近く
窓の近くに設置するとWiFiルーターに記載されているkeyコードを他人に見られてしまい、更には悪用される可能性があるため、セキュリティ的によくありません。
また、電波は四方八方に広がっていくことから適した配置とは言い難いです。
電子機器の横
電子機器の横に設置してしまうと、WiFiルーターからの電波が干渉を受けてしまい部屋まで届かなくなってしまいます。
先ほど紹介した電子レンジが良い例ですね。
できるだけ電子機器の横に設置するのは避けましょう。
まとめ:部屋にWiFiが届かないなら中継器を設置しよう
当記事では、部屋にWiFiが届かないときの原因・対処法について紹介しました。
個人的にもっとも楽でオススメの対処法は、中継器を設置するということです。
部屋にWiFiが届かなくてイライラすることもありませんし、大きなコストが掛かることもありません。
WiFiの接続状況で悩んでいる方は、中継器をぜひ試してみてください。