どうも、みくろです。
今回は大学生活でよく耳にする「単位」や「履修登録」について説明したいと思います。
大学入学前の高校生にとっては、聞きなれない言葉かもしれませんね。
実際、僕が高校生のときは「単位を取らないと卒業できない!」くらいの認識しかありませんでした。
大学に入学すると新しい用語がたくさん出てきます。今のうちに覚えておいて損はありませんよ。
早速、紹介していきます。
単位とは?
簡単に言うと、履修した講義が合格だったらもらえるポイントのようなものです。
この単位を貰わないと進級・卒業できません。
大学生たちはこの単位を求めて講義に出席するわけですね。
因みに、大学を卒業するために必要な単位数は大学によって異なります。
・4年制大学:124単位
・獣医学部6年制大学:182単位
・薬学部6年制大学:186単位
・医学部・歯学部6年制大学:188単位
また、講義以外でも難易度の高い資格を取得すれば単位としてもらえるケースがあったりします。
単位として認められる資格は大学ホームページで確認できると思いますので、確認してみてください。
1年間に取れる単位には制限あり!
基本どの大学でも、ある一定期間に取れる単位に制限があります。
前期24単位・1年40単位までなど大学によって異なりますので、こちらも入学する大学のホームページをチェックしておきましょう。
単位を取得するための条件
履修した講義の出席・テスト・レポートなどで合計60点を取ると単位がもらえます。
内訳はその講義をする教授によって異なりるため、シラバスをよく確認しましょう。
以下は内訳の例です。
例1.出席点80%、レポート20%
例2.出席点20%、テスト60%、レポート20%
例3.出席点40%、テスト40%、レポート20%
例4.出席50%、レポート50%
例5.テスト100%
本当に教授によってバラバラです。
テストがある講義はなるべく避け、出席点の割合が高い講義を履修することが単位を取得するコツだったりします。
テストの割合が高い講義を受けると、真面目に勉強しないと単位を落とすことになるかもしれません。
でたらめに単位を取ればいいわけじゃない
しかし、闇雲に単位を取ればいいというわけではありません。
大学には必ず必修科目と選択科目が設定されているからです。
必修科目とは?
必修科目というのは、卒業するまでに”絶対”所得しなければならない科目の事です。
必修科目は学部ごとに異なり、入学後のオリエンテーションで説明されるはずですので安心してください。
オープンキャンパス・大学ホームページで確認できる場合がほとんどですので、そちらも確認してみることをオススメしますよ。
よく、必要単位数を所得して安心していた学生が、必修科目の単位を取得し忘れて卒業できなかったという話は聞きます。この記事を既に大学に入学した方が見ていたら、自分の取得した単位を見直してみるといいかもしれませんね。
選択科目とは?
選択科目というのは、複数ある科目から自由に選んで単位を取得することができる科目の事です。
選択科目を履修する学生には2パターンあります。
まず1つ目は、卒業には必要ありませんが、興味がある科目のため進んで履修するパターンです。
そして2つ目が、卒業に必要な単位数が定められており、その単位数が必修科目全てを修得しても足りない場合に、選択科目から不足単位数を補うパターンです。
非常にわかりやすかったので、『ギガログ』さんの記事を引用させて頂きました。
大学の科目設定にもよりますが引用元の記事通り2パターンあります。
選択必修科目とは?
大学で設定された科目から卒業までに必要単位を取得しなければならない科目の事です。
選択必修科目が卒業に20単位必要で、それぞれの科目が4単位に設定されているとします。
言語科目、専門科目、教養コア科目の好きな科目から20単位取ればよいということになります。
最低でも5個の講義を受けなければなりませんね。
履修登録とは?
今までの学校(小学校・中学校・高校)では学校側が時間割を設定していたため、生徒は学校に通学するだけで授業を受けることができていました。
しかし、大学は「履修登録」という作業をしないと講義に参加することができず、単位を取得することもできません。
履修登録とは「この講義を受けたい!」という意思を教授に伝えることです。
現在、ほとんどの大学で履修登録はWEB上で行うことができます。
注意点は履修登録する期間は決まっており、期間を過ぎてしまうといかなる理由があっても講義を履修することはできないという点ですね。
また、講義の内容もWEB状に公開されているシラバス(講義の内容を記載した資料)から確認することができます。
最後に
いかがでしょうか。
今回は、大学の単位と履修登録について紹介しました。
当記事が少しでもお役に立てばうれしいです。
ではでは、また次の記事でお会いしましょう。